二児の母は昼休みに家事や買い物、もうオフィスには戻れない!リクルーティングパートナー事業本部Fさんの場合

クライアント企業が熱望するハイクラス人材を探し出し、採用に結びつけるヘッドハンティングの仕事。ヘッドハンティングはグローバルウェイの祖業のひとつで、創業者の各務会長は経営のかたわら、いまも一部携わっているほどです。

リクルーティングパートナー事業本部のFさんは、そんなヘッドハンター業務を効率化するために、サポート業務を引き受けてくれています。2人のお子さんを抱えるワーキングマザーとして、フルリモートで働く仕事の裏側を聞きました。以下、Fさんの談です。

データベースを検索してスカウトメールを送信

リクルーティングパートナー事業本部でスカウト業務に携わっています。当社の人材紹介はヘッドハンティング型ですので、クライアントから依頼されたハイクラス人材を採用するために、条件に合った人材を探し出す必要があります。

具体的には、SNSなどのデータベースを使い、さまざまなワードで検索、求める人材を探し出し、スカウトメールでアプローチし会社の魅力を説明します。そして、納得してもらったうえで、クライアントとの選考調整や採用決定までの候補者フォローを行うことが当社の仕事になります。

私の業務は、主にSNSの検索とスカウトメールの送信、返信のあった人をコンサルタントにつなげ、面接意思のある候補者をクライアントの採用担当者に紹介し、スケジュール調整をしています。

なぜこのような方法を採っているかというと、コンサルタントの作業の一部を分業することで効率を上げるためです。しかし、コンサルタントの名前を借りて私がスカウトをしているわけではなくどのような属性の人を探し出すか、どのようなワードでサーチするかなどについては、コンサルタントと十分な打ち合わせをしながら行っています。

本来のコンサル業務に集中してもらうため支援

面談を設定すると、コンサルタントは候補者に対して、応募していただきたい会社の事業や職務の内容、報酬等の待遇条件を説明します。そのうえで、候補者が抱える生活やキャリアの課題に耳を傾け、転職がその解決策になることを確認して、面接に臨んでもらうようにします。

説明の過程で、コンサルタントは「この候補者にはこの会社の方が合っているな」と途中で判断を変えることもあります。また面接の前には、よく訊かれることや答え方をアドバイスしたり、モチベーションを高める言葉をかけたりします。

そのうえで、コンサルタントから「この方はこの会社につないでください」と指示を受けるわけですが、このようなコンサルタントの本来の業務に集中してもらうために、作業の一部を代行してサポートするのが私の役割だと考えています。

コンサルタントの指示を受けて、クライアントへ候補者をつなぎ、候補者の希望を伝えたうえで、面接の方法や日程などの調整を行うのも私の仕事です。スカウト対象となる方はハイクラス人材なので、大変お忙しいことが多く、日程調整だけで1日がかりという場合もあります。

週末はお子さんと散歩で運動不足解消

スカウトメール送信は確率が高そうな人に厳選

スカウトメールを打つ本数は、日によってまちまちですが、30本から50本くらいは打っています。基本的な定型文は用意していますが、候補者やそのときに注力して探しているポジションなどに合わせて、少しずつ加工しながら送っています。

単に1日何本というノルマをこなしていく方法ではなく、あくまでも確率が高そうな人を選んでスカウトメールを送る必要があります。対象者がいない場合にはメール送信は休み、過去にやりとりしてきた候補者にフォローメールを送るなど他の仕事をする日もあります。

スカウトメールを打つのに費用がかかる、ということもありますが、当社の他のコンサルタントや他のエージェントもスカウトメールを利用しているため、あまりに重複してしまって厳選されていないと感じられると効果が上がらないからです。

条件に合った人がLinkedInに登録したときやプロフィールを更新したときにアラートが届く設定にしておき、アラートが来たらその方に合った文面でいち早くスカウトメールを送るようにしています。人によっては何十通も来るそうなので、アプローチが遅れると返信率も下がります。

もうオフィスワークには戻れなさそう

現在は完全リモートワーク、フルフレックスタイム制で、自宅で仕事をしています。基本的には午前9時から午後6時までを業務時間としています。

保育園の送り迎えなどで中抜けをした時間は、朝早くや夜遅くに仕事をして時間調整をしています。特に候補者やクライアントとの日程調整は緊急度が高いので、スピード感をもって対応しなければならないことが多いです。

完全リモートワークになったのはコロナ後ですが、グローバルウェイはその前から在宅勤務に取り組んでいました。、第一子を産むときに、つわりがひどかったので2ヶ月ほど在宅で仕事をし、復職時には会議日である週2日出社・週3日在宅で勤務を続けました。

そのまま第二子の産休を取得しているさなかに、コロナ禍になり、現在もフルリモートが続いています。昼休みの1時間休憩で家事や買い物もできますし、もうオフィスワークには戻れないですね。会社には勤務しやすい環境を用意してもらって感謝しています。

課題は、自宅で仕事をしていると、つい夜遅くまで仕事をしてしまうので、メリハリをつけるようにすること。それから運動不足になってしまったので、週末はひたすらウォーキングをして取り戻すようにしています。

グローバルウェイのリクルーティングパートナー事業本部では、ハイクラス人材をヘッドハンティングするエージェントを募集しています。「企業側新規開拓は不要」「クライアントオーナーシップが実質なく公平性が高い」など独自の制度を設けていますので、カジュアル面談への応募をお待ちしています!

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