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こんにちは。グローバルウェイのビジネスアプリケーション事業本部のYです。
このブログでは、那覇オフィスにおけるETロボコンの取り組みについて紹介します。
ETロボコンはエンジニアの人財育成と技術教育の機会を提供することを目的としたロボットコンテストです。出場者に共通で提供されるロボットキットを組み立て、プログラムを組み込んだロボットを専用のコースで走らせます。コースの走行タイムや、エリアにおける課題攻略によって得られた得点と「モデル図」と呼ばれる設計書の得点の合計により競います。高専ロボコンや学生ロボコンはテレビでも放映されているので、見たことがある人もいるのではないでしょうか。
大会は、北海道から沖縄まで全国12地区で地区大会が実施され、地区大会(9、10月)での上位チームは全国大会(11月)に参加します。エンジニア、大学生、高専生、高校生、企業、教育機関などが参加しています。
部門は3クラスあります。
・エントリークラス:実機は使わずシミュレーター上での走行を競う初級者向けのクラス
・プライマリークラス:実機にプログラムを組み込んで実コースでの走行を競う中級者向けのクラス
・アドバンストクラス:プライマリークラスに制御技術や機械学習などの要素が加わった上級者向けのクラス
グローバルウェイがETロボコンに参加するのは今年(2024年)が初めてですが、ソフトウェア上で完結しない実機を動かすことがロボットコンテストならではということで、プライマリークラスにエントリーしています。
2024年度から、ETロボコンは新卒社員の研修に組み込まれました。新卒チームが2つ、東京チーム、那覇オフィスチームの計4チームがETロボコンにエントリーしており、1チーム4、 5名の構成となっています。新卒チームには、既存社員がプロジェクトマネージャとして参加し、チームとしての進め方などのアドバイスや相談にも対応しながら開発を進めています。4チーム全体でのミーティングも定期的に開催し、お互いに進捗や技術課題を共有しながらチームごとに開発を進めています。
那覇オフィスでは、那覇オフィスに勤務する全5名のメンバーがオフィスメンバー同士の交流・部活動としてETロボコンにエントリーしました。業務後、週に一回は定期的に集まっています。状況によって、週に何回か集まることもあります。
その中で、実際に走行体を組み立てることからはじまり、技術的なディスカッション、モデルの共有・レビューなどをしています。その集まりとは別で、個人的に、またはその場にいる何名かで、始業前・昼休み・終業後に、プログラムを書いたり、実機を動かしたりしています。
ETロボコンへの参加は業務ではありませんが、プログラムを書くことで設計することを面白いと感じているメンバーが多く、自発的に参加しています。ETロボコンの活動は、学生時代の部活のようなものです。有志活動ですが、同じ志をもった仲間と協力し、楽しんで取り組むところは、まさに部活動といった印象です。
これまで大会開催日までに、琉球大学での技術教育が2回、試走会が1回ありました。そこでは琉球大学の先生が、プログラミングやモデル図について講義したり、モデル図のレビューを行ったり実際のコースで実機を動かしてきました。
9/14に第二回試走会・9/28に沖縄地方大会が開催されました。大会に向けて、問題を克服しながら仕上げていきました。普段、使用していない言語や技術を使うため苦戦した部分もありますが、難所への挑戦と完走を目指して、最後の追い込みを頑張りました。また次回、大会の模様をレポートしたいと思います。
琉球大学での試走会に参加
最後までお読みいただきありがとうございました。
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