ペットの里親探しと人材紹介は似ているかも!? グローバルウェイのヘッドハンティング部長が気づいた共通点

グローバルウェイでは、業務に支障を来さない、競合他社で働かないなどの条件を満たせば、届け出を出して副業を行うことができます。また、余暇を使ってボランティア活動に関わる社員もいます。

リクルーティングパートナー事業本部 部長の島本千晶さんは、犬や猫の一時預かりの無償ボランティアをしていますが、その経験はさまざまな気づきにつながっているようです。以下、島本さんのお話です。

リモートワークしながら「仔猫の世話」も経験

2年ほど前から、捨てられたり保護されたりした犬や猫を、一時預かりするボランティアをしています。預かる動物は、ペットとして飼われていた動物が捨てられたり、無責任なブリーダーの多頭飼いが崩壊したり、といった事情で我が家に来ます。

健康を害していたり、人間を怖がったりする犬猫もいるので、医療的なケアをしたり恐怖心を和らげたりしながら、里親が見つかるまでの間、愛情を注いで育てます。可愛がってくれる里親が見つかるとホッとする反面、情が移ってしまい、手放すときに寂しい思いをすることも少なくありません。

一時預かりを始めたきっかけは、趣味の華道のお稽古がコロナでできなくなってしまい、何か新しいことをしてみたいと思ったから。もともと犬を飼っていたのですが、亡くなってしまい、仕事も忙しいので新しく飼うことは難しいと考えていたので、一時預かりはちょうどいいかなと思いました。

コロナでフルリモート勤務になり、自宅で仕事をするようになったのもいいタイミングでした。例えば、仔猫を預かるためには、1日4回ご飯をあげて、部屋の温度管理もしっかりしないといけないからです。

仕事を終えてペットと遊ぶ「癒やしの時間」

動物たちの特徴を把握して最適なマッチングを探す

グローバルウェイは上司もメンバーもとてもいい方ばかりなので、とても気持ちよく働けています。とはいえ、数字に追われるときもあるので、どうしてもストレスが溜まってしまいますし、人間相手にイライラした状態ではよい仕事ができません。

仕事から離れてペットの世話をするときには、本当に癒やされます。仕事が終わって犬や猫と遊んでいると、このボランティアを始めて本当によかったなと思います。

やってみて分かったのは、里親探しは人材紹介と似ているということ。犬や猫の性格を把握し、里親候補の要望を聞きながら、相性のいい組み合わせを探してマッチングするのは、人材紹介と共通点が多いです。

普段は外資系IT企業のクライアントの担当者様と、候補者となるハイクラス人材の方々とお仕事で付き合うことがほとんどですが、ボランティアでは、仕事とはまったく違った属性の方々と出会えるので貴重な機会です。世界が広がりますね。

会社以外の組織での「出会い」が刺激に

里親探しはやりがいのあるボランティア

非営利のボランティアに関わることは、組織マネジメントを考えるうえでも新鮮な体験になっています。参加者はみんな「かわいそうな犬や猫を一匹でも多く助けたい」という思いでつながっていて、自分の時間やお金をできる範囲で差し出しています。

私が参加しているグループの主宰者は70歳を過ぎた女性なのですが、いつも若々しく率先して手を動かしていて刺激になります。ブログやインスタなどSNSをすごく上手に活用されていて、仕事へのヒントもたくさんもらっています。

誰よりも率先して仕事をしながら、ボランティアのメンバーはもちろん、譲渡会の会場を貸してくださるビルのオーナーさんや警備員の方々など、関わるすべての方たちに目配せをして、いつも感謝の言葉を贈っています。

そういう姿を見ると、リーダーにはこういう姿勢が大事だな、自分もこういう人になりたいな、と思います。会社とはまた違ったタイプの人や組織の中で、そういう体験ができることは、ボランティアに参加する意義ではないでしょうか。

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