【学習してみた】オンライン決済サービス「Stripe」について

こんにちは。グローバルウェイのビジネスアプリケーション事業部のIです。

昨今の技術進歩の速度変化に伴い、顧客のニーズも複雑化しています。これに対応するために、私たちは単に業務に直接的に関与する技術スキルを習得するだけではなく、派生的にその他の技術や最新のトレンドの学習を意識的に、そして継続的に取り組んでいます。

現在私は「Stripe」について勉強していますが、皆さんは「Stripe」をご存じでしょうか。Stripeは多数のサービスが乱立するオンライン決済サービスの分野の中でも、特に注目されているサービスです。

今回の記事では「Stripe」について、「基本的な特徴」や「開発者視点で見た利便性」など、学習から得た知識を整理するとともに皆さんにシェアいたします。

Stripeの歴史と顧客

2011年に開始されたオンライン決済サービスです。本社はアメリカ・サンフランシスコで、日本を含む14か国に支社があり、120か国以上で利用されています。日本では2016年10月からサービス開始しています。

主要顧客にAmazon、Google、Facebook、Shopify、Zoom、Slack、Salesforce などの世界的なテクノロジー企業を始め、国内でも、エムスリー、ミクシィ、メドレー、AWA、クックパッド、全日本空輸、DeNA、SmartHRなどがあります。

Stripeの基本的な特徴


・グローバル対応

Stripeは複数の国や通貨に対応しています。46カ国でのサービス提供が可能で、国際的なビジネス展開に適しています。

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出典:公式サイト


・多様な決済手段のサポート

Stripeは135種類以上の通貨(詳細はこちら)や多様な支払い方法(詳細はこちら)に対応しています。コンビニ決済など、日本特有の決済方法も取り入れています。また、1度の支払いで完結するワンショット決済だけでなく、継続的決済(サブスクリプション)も可能です。


・料金体系の透明性

Stripeは導入時の初期費用がかからず、また決済でメインとなる「クレジットカード・デジタルウォレット」や「コンビニ決済」は手数料が一律3.6%、「銀行振込」は手数料が一律1.5%と一定となっています。

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出典:公式サイト


・ユーザビリティの高さ

支払いを行うユーザーの会員登録が不要で、決済プロセスが簡素化されています。

他サービスの場合、決済ボタンを押すと決済用ページに転送されてから決済を行うパターンが多いのに対し、Stripeの場合は、ページ内に決済用の入力フォームを埋め込めるので、 同一ページ内で決済プロセスを完了できます

使いにくい決済ページは甚大な機会損失に繋がるため、使いやすい決済ページが作れるということは大事な要素です。

開発者視点で見たStripeの特徴


・ノーコードでの決済実現も可能

プログラミングの知識がなくても「ノーコード」での開発も可能です。特に「Payment Link」機能は便利で、Stripeのダッシュボードから決済用リンクを作成し、このリンクを顧客に共有することで、ウェブサイトがなくてもオンライン決済を受けることが可能になります。


・Stripe Connectorにより組み込みが簡単

Stripe Connectorは、Stripe決済サービスを他のソフトウェアやアプリケーションと簡単に統合するためのツールです。Stripe Connectorを使用することで、Stripeの決済機能を既存のシステムやウェブサイト、アプリケーションに迅速かつ容易に組み込むことができます。例えば、eコマースプラットフォームやCRM、ERPなどとStripeを連携させることが可能です。(詳細はこちら

おわりに

技術の進化は留まることを知らず、日々猛烈なスピードで進化し続けています。新しいテクノロジーを融合しながらDXを推進する、お客様にとってかけがえのないパートナーであり続けるためには、「お客様の真のニーズ・課題の解決のために何が最善か」を考え続ける必要があります。

そして、そのために従来の強みに頼るだけではなく、今後も新しい技術トレンドや市場動向を日々追跡し、学習・理解を続けていきたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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