Dreamforce開催!サプライズゲストも次々参加のKeynoteの様子をお届け

Keynoteとは?

Dreamforce2022では1,000を超えるセッションが開催され、その中でも最新の情報を発信する基調講演である「Keynote」は目玉のセッションとなっています。
「Sales Keynote」「Commerce Keynote」のようにプロダクトごとにフォーカスするなど様々な形で実施されますが、やはり最も注目を集めるのはCEOマーク・ベニオフが登壇し、今後のSalesforceの方向性を示す「MainKeynote」です!
Dreamforceへの期待が高まる開催初日の朝に、最初の受講セッションとして参加しました。
 
先述のとおり注目度の高いセッションなので、時間前に早くから並ばなければ会場に入れないといったことも多々あるそうです。
(別会場でパブリックビューイングは用意されています。)
 
今回は、セールスフォース・ジャパン様が日本語同時通訳希望者向けに席を確保されていたので、そちらに申し込むことでスムーズに会場に入場できました!

日本語同時通訳を利用するユーザは、事前に集合し団体で入場しました。
Keynoteは入場前のセキュリティチェックが厳重!

マーク・ベニオフが熱弁!Main Keynote!

会場はとても広く、登壇ステージを中心に円を描くように座席が配置されており、数千人は入れるのではないかという規模でした。
それでも時間前には席が埋まってしまったので、どれだけ注目度が高いかがわかります。オープニングではグラミー賞の受賞経験もあるシンガーソングライターのレニー・クラヴィッツがサプライズ登場し、音楽で会場の熱は一気に盛り上がる!
CEOのマーク・ベニオフと共同CEOのブレット・テイラーがそろって登場したときには、熱狂は最高潮に達していました!

マークとブレットの軽妙な掛け合いから始まる

マーク・ベニオフのスピーチの中では、「A new day」がキーワードと感じました。コロナウイルスの影響から、実質的に3年ぶりのカムバックとなった今年のDreamforceはこれまでの中でも最も重要なものであり、サステナブルな社会の実現、子供たちへの支援などを通じてnew dayをより良いものにしていく強い意志を感じました。
また、日本人の参加者に「Stand up!」と声をかけ、「Syoshin(初心)」「Ishi(意志)」など日本語になぞらえた所信表明をする一幕もあり、強く心に残りました。

日本人が多いエリアに歩み寄り、声をかけるマーク

機能面ではSlackの連係機能強化、そしてリアルタイムCDPの「Salesforce Genie(ジーニー)」が今年のメインターゲットとなっていました。
GenieはEinsteinが発表されたときと似た雰囲気があり、今後のSalesforceの機能強化はGenieが中心になっていくのではないか、と個人的に思いました。

Genieの発表後、なんとマークとブレットがうさ耳をつけて再登場!
Genieのマスコットキャラクターであるウサギになぞらえたもので、会場が笑いに包まれました。

その他のKeynoteにも参加しました!

開催中の3日間で、Sales Keynote、Genie Keynote、Net Zero Keynoteに参加しました。Sales Keynoteは、Salesforceの代表的なプロダクトであるSales Cloudに、Main Keynoteで発表されたGenieのリアルタイム&自動化がどのように活用されていくかを中心に紹介され、こちらも盛り上がりました。

Sales Keynote

Genie Keynoteでは、今回発表されたGenieについてより詳細な内容が語られ、Einstein、Tableau、Slackなど他のソリューションと組み合わせることで顧客エンゲージメントをさらに高められることが強調されていました。

Genie Keynote

Net Zero Keynoteは一風変わっており、マーク・ベニオフと著名な動物行動学者で環境保護活動家でもあるジェーン・グドール博士との対談がメインとなります。グドール博士の半生を振り返りながら、今後のサステナブルな企業活動のあり方について語っていました。

前日のMain Keynoteとは打って変わってとてもリラックスした様子のマーク。
ジェーン・グドール博士。88歳とご高齢ながらとても若々しく、
ウィットに富んだ会話でたびたび観客の笑いを誘っていました。

KeynoteはSalesforceの力の入れ方や参加者の熱狂度は特別なものがあり、忘れられない経験となりました。内容がオンラインで公開されるものもありますが、生で体感するとまったく印象が異なります。
やはりDreamforceに参加したのであれば各種Keynote、特にMain Keynoteへのオンサイトでの参加はするべきだな、と強く感じました。
次回もイベント記事をお届けします。

★過去記事★

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