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9/20から9/22にかけて3日間開催されたDreamforce2022も、あっという間に終わりを迎えました。初参加となった今回、その3日間を通じて何を得られたか、まとめたいと思います。
関わる全ての人たちの熱量、それが今回、Dreamforceにオンサイトで参加して最も印象に残ったことでした。Salesforceの社員や役員、パートナー企業、そして世界中から集まった参加者がみな真剣に、熱意を持ってこのイベントに参加していることが会場内外で強く感じ取れました。
参加前は、参加者としての立場であればSalesforceの新機能の発表や活用事例紹介の聴講がメインなのだろう、というイメージがあったのですが、それはこの大きなイベントの一部でしかありません。
Keynoteでは共に歓声を上げ盛り上がり、各セッションでは登壇者に対して積極的に質問を投げ、Workshopで参加者同士が議論を交わし、または遊び心のあるイベントを笑顔で楽しみ、公園でランチやお茶をしながら歓談する。主催者、参加者の枠を超えて、全ての関係者が一体となって「共に学び、成長する」ということがこのイベントの真髄なのだと感じました。
個人的な体験では、Customer360のブースの一角で新機能のデモを見させていただいた場面が印象に残っています。その場には私を含めアジア系、インド系など多国籍の参加者が集まり、自分の質問はもちろん他人の質問にも興味を持ち、さらに内容を深堀りして突っ込んでいくような熱量を感じる場面がありました。小さなブースの一角でしたが、Salesforceに興味を持つ人が世界中から集まり、熱意を持って参加しているのだと強く実感できる場面で、なんとも胸が熱くなった記憶があります。
サステナブルな取り組みへの想い
Net Zero Cloudの推進、エコプレナー(環境起業家)への支援など、サステナビリティについてSalesforceは社を挙げて取り組んでいます。
今回のDreamforceでも「最もサステナブルなDreamforce」というテーマのもとに、下記のような取り組みが行われていました。
・ 従来のDreamforceで配布していたバックパック、ボトルの廃止
・ 配布するランチには環境負荷の高い牛肉、豚肉を使用しない
・ ランチボックスやコップ、ナプキンなど100% 堆肥化可能な素材を使用
・ Dreamforce終了後、バッジとストラップを回収してリサイクル
日本でも昨今注目を集めるサステナブルな取り組み。これだけ大規模なイベントで、高い意識を持って取り組む様を目の当たりにしたことは、個人的に大きな刺激を受けました。各企業がどのような取り組みを行っているか。個人としてどのようなことができるか。考え直すきっかけとなりました。
Dreamforceで掲げられたこと、それは究極的にはSalesforceを通じてこの世界をより良くしていこうなのだと思いました。新機能を活用して生産性や顧客満足度を向上していくことはもちろんですが、仕事への取り組み方や環境への配慮といったところまで、考え直すきっかけをくれました。
また私自身、Dreamforceで体感した熱量や様々な刺激はそのまま仕事や学習へのモチベーションとなっています。Salesforceという製品を通じてよりお客様が満足するシステムを構築していきたい、そうすることでより良い社会の実現に貢献していきたいという想いが格段に強くなりました。そのために、もっとSalesforceを深く学び、知ることでソリューションの選択肢を増やしていこうと思います。
また余談とはなりますが、英語学習へのモチベーションも上がりました。
一部のセッションでは日本語の同時通訳があったり、片言の英語でもスタッフの方が親切に応対してくれたりするなど私の拙い英語力でも滞在中全く支障はなかったです。が、やはりもっと深く楽しむ、体験するには自分から英語でコミュニケーションをとる能力が必要だなと感じました。
質問をする機会も多々あったのですが、もっと深い内容の質問や議論ができればなと感じる場面も少なくありませんでした。
Dreamforceに再び参加できる機会があるかはわからないですが、英語の勉強は続けていこうと思います!
最後に、Dreamforce参加にあたりご協力いただいた皆様、共に参加した弊社メンバー、現地でお会いしお世話になった方々、全ての人にこの場をお借りして感謝致します。ありがとうございました。
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