シリーズ4_ResorTech展示部門グランプリ受賞!– GCP x trocco®【データ分析基盤】

シリーズ1~3までお届けしてきましたが、最後となるシリーズ4では改めて沖縄県最大級IT展示会「Resortech EXPO 2022 in Okinawa」にてグローバルウェイがグランプリ受賞した当社のサービスGCP x trocco®【データ分析基盤】のご紹介とその反響、今後の展開についてお届けします。

【GCP x trocco®で実現するデータ分析プラットフォーム】とは

trocco ®とは、2018年にサービス開始したSaaS型の国産データ連携ツールです。当社で扱っているさまざまなデータ連携ツールのなかでも、SaaS型の特徴を活かした低コストな開発導入費用と、クイックに導入できるデリバリ速度が特長的なソリューションです。
当社ではこの新進気鋭な国産データ連携ツールをGoogleのデータ分析ツールと組み合わせることで、低価格で素早く導入できるデータ分析プラットフォームとして提供しています。

近年の開発生産性向上や、クラウドサービスがもたらしたインフラ調達速度の向上、モバイルデバイスの浸透によって、組織が日々の業務で生成するデータの量は指数関数的に増加しています。このような組織が持つ膨大なデータを用いて、蓄積→加工→分析を一貫して行うためには、技術的なデータプラットフォームを構築することが必要になります。
データ分析・データ活用プラットフォームを用いることで、組織内で分散(サイロ化)された情報を統合・活用し、現状分析・将来予測を実施することが可能になります。結果として、業務の問題点やビジネスチャンスを発見する機会を創出し、付加価値向上・競争力強化につなげることができます。

他方、実際に組織でデータ分析の領域へ一歩踏み込むためにはいくつかのハードルがあります。組織によって課題はさまざまですが大きく共通しているのは、導入費用と費用に対する効果が見えづらい点ではないかと思います。そうしたお客様からPoC的にデータ分析ソリューションを導入してみたいという声もしばしばいただきます。

そのような要件の顧客へ当社が提案できるデータ連携ソリューションが、今回リゾテック沖縄で紹介したGCP x trocco®で実現するデータ分析プラットフォームになります。
SaaS型でステップを踏みながら進められるため、費用を抑えて効果を判断しながら導入することが可能です。また、ビッグデータ処理に最適なGoogleのフルマネージドのツールを使うため、データの転送・分析処理が速く、ツール操作も直観的に実施できます。
trocco®は、100種類以上のデータソースに対応しているため、組織内で分散したデータを収集・一元化し、手作業のマニュアル業務を大幅に削減することが見込めます。
GCP x trocco® データ分析プラットフォームは、データ連携ソリューションを扱う当社の経験のなかで培われた、顧客の声へ応える1つのソリューションになります。
★参照記事★
【Globalway】データ分析基盤の構築課題を解決するための、「GCP×trocco®」を活用した「データ分析基盤支援」の提供を開始

ResorTech 展示部門 グランプリを受賞!

ResorTech EXPO AWARD 2022は、「ResorTech EXPO 2022 in Okinawa」に展示される技術・製品・サービス等の中から、出展者が事前に応募した出展品・案件について、「ResorTech EXPO AWARD 2022 実行委員会」が学術的・技術的観点、市場性や将来性等の視点から、イノベーション度が高く優れていると評価できるものを審査・選考し、表彰するものです。

当社の GCP x trocco®【データ分析基盤】がデータ分析プラットフォームと分析基盤構築・運用のSaaSを組み合わせたサービスで沖縄の企業経営のDX化において大いに期待され、また、当社の沖縄科学技術大学院大学(OIST)への沖縄オフィス開設、社会課題解決や県内エンジニア育成への取り組みも評価され、77の出展企業等の中から「ResorTech 展示部門 グランプリ」に選出され、表彰されました。
★参照記事★
【Globalway】沖縄県最大級IT展示会「Resortech EXPO 2022 in Okinawa」にて株式会社グローバルウェイがグランプリ受賞!- GCP x trocco®【データ分析基盤】

ブース出展でのお客さんの反応、求められるサービスとは

エンジニアK:
思った以上にご興味を示している方が多かったです!
ブースには、「既に蓄積しているデータはどのように活用したらよいか」といったデータ活用視点の課題から、そもそも分析のためのデータは「どのように蓄積したらよいか」、「どのように加工したらよいか」のようなデータ分析の初手や「troccoのデータ分析は何」とさまざまな課題やご興味をお持ちの非常に多くの方にお越しいただきました。
 
多くの方と直接お話し、今後求められるサービスとは、ソリューションと併せて”社会課題”の中から根本にある企業課題をどう解決するか、もっと言うと「データをどう活用したら効果的か」、経営はもとより業務・担当者に寄り添った視点・観点でのコンサルテーションが求められている、必要だと感じました。

エンジニアK:
グランプリをいただいたこともあって、たくさんのご来場者からtrocco ®についてご質問いただきました。「データ連携とはなにか」、「ソリューションの特長はなにか」と技術について多くの質問をいただき、エンジニアとして嬉しい驚きでした!

当社で扱っているデータ連携という技術領域はIT業界内の”システム屋さん”には馴染みある言葉ですが、なかなか他業種の方へ説明するのが難しい領域だと思います。
そういった取っ付きづらいサービス・技術に対して、来場いただいた方が真摯に質問してくださったことが強く印象に残っています。また、県内企業様においては、データ連携ツールの導入がこれから始まるという感覚も覚えました。

今回当社から持ち寄ったデータ連携ソリューションは、数あるツールの中でもこれから段階的に導入していく形に適した内容になっています。そういった意味で、今回のリゾテック沖縄でご紹介したサービスは県内におけるニーズと合っているのだろうという手触り感を得ることができました。当社の今後の事業展開における貴重な示唆をいただけたかと思います。

役員梁からのメッセージ~これからのエンジニアのために

日本の少子高齢化と人口減少が進んでいる中で、着実に新しい時代のためにバトンを渡すためには、より付加価値の高いエンジニアを育成していく必要があります。
また、アジア20億人の巨大マーケットで活躍できる(技術と提案の)両利きのエンジニアになる必要があります。そのため当社は現在、働く環境(フルリモートやフルフレックス)を整えることにより、東京以外の採用も推進してまいりました。
沖縄県は、4年間、ITを専門として学んでいる優秀な学生が多いことから新人育成の場と考えております。フルリモートを前提とした働き方としている当社では、各拠点は「リアルに会い、アイディアが生まれる」場所として捉え、働き方の多様性を追求し、ここを起点としてアジア展開を検討し、推進していく予定です。

今後のサービス展開について

今回のリゾテック沖縄では、本データ分析プラットフォームについて当社が想定していたよりもたくさんのご質問をいただきました。大変嬉しく感じております。
当社では今期より福岡・沖縄で拠点を開設し、今後もロケーションフリーな活躍ができるエンジニアの育成に力を入れていきます。その取り組みの中で今回のリゾテック沖縄において当社のデータ分析プラットフォームがグランプリを受賞したことは意味があると考えております。
 
当社は沖縄において地元出身の若手人材を採用しアジアで活躍できるエンジニア育成を目指しておりますが、沖縄での人材育成・地域貢献という観点において地域企業との協業は1つのポイントであり、こうしてグランプリをいただけたことは、データ分析ソリューションを通して地域貢献できる機会がある表れと捉えております。
 
今後も引き続きサービスの拡充に力を入れつつ、データ分析プラットフォームに興味があるお客様一人一人と真摯に向き合っていきたいと考えています。何卒宜しくお願いいたします。以上、沖縄からでした。

いかいかがでしたでしょうか。
サービスについてのお問い合わせはビジネスアプリケーション事業本部までお気軽にご連絡ください。
またグローバルウェイでは新しいメンバーを募集しております。この記事を読んで、一緒に働いてみたいと思う方がいらっしゃいましたら嬉しいです。ぜひ一度、現在募集中のグローバルウェイの求人一覧をご覧ください。
ご関心ございましたらカジュアル面談からでもエントリーください。

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