セールスフォース事業本部
コンサルタント恵良春香

多様な価値観の中、自分らしくキャリアアップしたい──        仕事と育児の両立を目指して

仕事と育児の両立は多くの子育て家庭が直面する課題。株式会社グローバルウェイのセールスフォース事業本部でコンサルタントとして活躍する恵良 春香もその中の一人でした。その恵良はなぜ、環境も制度も整った企業からグローバルウェイへの転職を選んだのか。今後のビジョンにむかって直向きに努力を続ける理由を語ります。

「働くママ社員」であることをポジティブに。子育てとの両立で意識すること

私は現在、株式会社グローバルウェイ(以下、グローバルウェイ)のセールスフォース事業本部で、顧客のセールスフォース導入支援を中心に担当しています。グローバルウェイに入社して1年が経ちますが、お客様センターやコールセンターのようなサービスに対してセールスフォースの「サービスクラウド」を導入し、運用保守のサポートをするのが主な業務です。

私は客観的に見ると「子育てしながら働くママ社員」ですが、これは良くも悪くも目立つアイコンのように感じています。ママであることに対して、仕事上でもできるだけポジティブでいたいため、「子どもがいるからこの仕事はできません」ということは言わないようにしています。

また、仕事をするうえで「できるだけ丁寧に対応する」ということも意識しています。やはりフルタイムで働く他のメンバーと比べると、子育てや家事の都合上、どうしても制限が出てしまいます。17時以降の仕事は一旦中断しなければならなかったり、翌日の対応になってしまったりということもあります。

そのような場合、仕事に関するコミュニケーションはメールやチャットなどが中心となりますが、対面で話せばサラっと伝えられることでも、文章にするとなるとそう簡単にはいきません。誤解を与えかねない、また嫌な印象を与える可能性があるリスクを常に考え、できるだけ丁寧に接するように心がけています。

子どもが生まれる前は、仕事に関して時間の制限を感じることもなく、たとえ夜遅くても、好きな時間までオフィスにいて、落ち着くまでオフィスで仕事をやりきればそれでいいと思っていました。でも今は時間との戦いがあり、はみ出した時間に対するフォローを考える責任があります。この点は、出産前後で大きく変わったことだと認識しています。

自分の働き方は自分で決めたい。職場で「母であること」を心配される違和感

大学時代は文系だったのですが、手に職をつけるのであれば早いほうがいいと考え、就職活動のタイミングで専門性の高い仕事を探していました。そこで目をつけたのがIT業界です。

新卒で入社したのは、金融系企業を中心としたシステムインテグレーターで、システムエンジニアとして仕事をしていました。金融という商品の性質上、絶対にミスが許されない、厳しい環境でした。しかし「生活する上で不可欠なシステムを作る」という点に魅力を感じていたため、意欲的に仕事ができていたと思います。

当時、IT業界の女性の平均勤続年数は約3~5年と言われていたのですが、入社した会社は業界の中では比較的長く働く方が多い社風でした。私がもし男性であれば、最初から外資系の大企業にでも入社して、第一線で戦っていくという道もあったかもしれません。でも、いずれは家庭を持ちたいと考えていたこともあり、まずは安定感のある会社に腰を据えることにしたのです。
システムエンジニアとして開発業務を行う一方で、営業担当者と一緒に顧客に訪問し、提案業務に携わる経験もさせてもらいました。それは貴重な経験だったのですが、ときには顧客から厳しいお叱りをいただくこともありました。また終電前まで勤務する日が続いたり、忙しいときは14連勤にもなって休日がとれなかったりと、とにかく多忙でした。プログラミングのような技術面だけではない、当時のIT業界ならではの一通りの経験はできたと感じています。

そんな中で結婚し、ひとり目の子どもの出産を経て職場に復帰しました。「女性に優しい」という、入社前に抱いた印象通りの職場だったので、環境面でも制度面でも非常に整っていました。それで安心できた一方で、違和感を覚えるところも出てきました。

私は子どもがいても第一線で働きたいと思っていたのですが、会社の文化として、「働くママは時短勤務をしたり、育児の為に仕事を休んだりするのが当たり前」という風潮があったのです。

母としての役割を周囲から心配され、私の働き方について助言されるということに、善意からだとは分かっていても強い違和感を持ちました。同じ仕事をしているのに、なぜ私は「母なのに」といわれなければいけないのだろう。ふたり目を産んでからは、働く環境についてより深く考えるようになり、転職を決意しました。

とはいえ、「子育てしながら働ける環境」を選ぶ必要はあります。業務内容ももちろんですが、福利厚生といった制度を確認し、子どもがいる30歳手前の女性でも受け入れてくれるような、多様性のある会社を探しました。そこで出会ったのがグローバルウェイでした。

制度があれば、時短勤務やリモートワークなどの権利を主張することは自由ですが、同時にそういった主張をするだけの責任も果たさなければいけないと思っていました。グローバルウェイの面接の場でも、子育てとの両立や働き方などについて、前職で抱いた違和感も含めて話をしました。

最終面接では、当時の社長(現会長)がそういった話も受け入れてくださり、またご自身のビジネス展望についても熱く話をしてくれました。そんな社長の熱い想いにもあと押しされて、ここに身をおいて成長したいとグローバルウェイへの入社を決めました。

働き方の多様性が認められる環境だからこそ、仕事に一層の責任感を持つ

グローバルウェイに入社してからセールスフォースの開発業務に携わり、現在はサブリーダーとしての役割も任せてもらえるようになりました。出来ることは少しずつ増えてきましたが、「一度覚えてしまえばOK」という文法の世界とは異なります。クラウドサービスの変化のスピードは速く、常に勉強が必要だと感じています。

前職では、オフィスでしか業務ができない環境でしたが、グローバルウェイではパソコンさえあればいつでもどこでも仕事ができます。たとえば子どもが起きる前の早朝に仕事をし、仮眠を取ってからまた仕事に取り組むような働き方も可能です。正直大変だなと思うときもありますが、前の状態に戻りたいと思ったことはありません。むしろ現在のこのワークスタイルこそ、自分の中での正解だったのではないかと考えています。

ワーキングマザーには、大きく分けて2種類のタイプの人がいると私は思っています。生活や子どもとの時間をより重視しながら働く人と、私のように仕事と育児の両方を同等に頑張りたい人です。さまざまな事情や考え方があるので、どちらが正しい話ではありません。

でも、正解がない上に、相手の考え方が分からないからこそ、何気なく発したひとことが相手に何らかの影響を与えてしまうこともあります。これはワーキングマザーに限った話ではなく、たとえば「君は結婚していないし若いからたくさん働けるよね」というように、無意識の偏見を持ってしまう可能性はだれにでもあると思います。だからこそ、私も自分の価値観を他人に押し付けるようなことはしないよう、意識するよう気をつけています。

多様性が認められる環境において、自分らしい働き方で業務を進めるためには、それぞれが責任感をもって取り組む必要があります。子どものために外せない予定や、日時を変更できない行事もあるので、仕事とプライベートの時間をうまく細分化して、仕事と育児が両立できるように心がけています。

手帳やTo Doリストなどの活用もそのひとつです。とは言え、仕事でもプライベートでも、予定にない突発的なことが発生することもあるので、そういった場合には「火事場の馬鹿力」のような必死さが必要な時もあると思っています。

今後のビジョン──子どもがいるからこそ、中途半端な気持ちで働きたくない

日中の勤務時間は、子どもを保育園に預けています。あえて極端な表現をすると、これは「仕事をするために、人様に子どもたちの面倒をみていただいている」ということです。そこまでして働くことの意味や働いた成果を、子どもたちにどのように見せていくか。私が仕事を続けるモチベーションの源泉は、そこにあるような気がします。

もちろん、時には仕事に行くのが憂鬱な日もあります。ですが、自分がそれを選んで、子どもの世話も保育園にお願いしているのだから、そんな中途半端な気持ちでは子どもたちに申し訳ないと思うんです。子どもたちとの大事な時間を削っているのだから、しっかりやりきらなければという気持ちがあります。

今はサブリーダーという立ち位置ですが、今後はさらに出来ることを増やしていきたいと思っています。まずは上位のシニアコンサルタントになるために、今の自分に足りていない部分をどんどん補っていきたい。セールスフォース歴がまだ短いので、まずは入門資格として、認定アドミニストレーターを1年以内に取得することが目標です。

とは言え、資格取得が目的になり、いわゆるペーパードライバーのような状態になるのでは意味がありません。肩書だけでは顧客を成功に導くことはできないので、きちんと中身もともなうように自己研鑽はしていきたいと思っています。

案件によっては、海外ベンダーやグローバル企業とのやり取りもあるので、英語力も身につけたいと考えています。社内にも外国籍のメンバーがいるので、いずれはしっかりと英語で会話できるようになりたいです。さらに先のビジョンとしては、マネージャーも目指していきたいです。きっとキャリアの階段をあがると、見える景色も変わると思いますので、一段ずつあがっていきながらさまざまな景色を楽しみたいと思います。

子育てを優先して業務に取り組みたいと考えるママもいれば、私のように、資格取得などを通してキャリアアップしていきたいと考えるママもいる。今の時代、多様な考え方があって、それぞれが働きやすい環境を選べるのが一番だと考えています。ワーキングマザーとして地に足をつけ、今後もグローバルウェイで仕事も子育てもうまく両立していきたいです。

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