interview

ビジネスアプリケーション事業本部
2011年入社 ディレクター

新規事業立ち上げの裏にこの人あり。在籍10年以上、自身の希望も叶え続ける

新しい技術が好きなメンバーを率いるMuleSoftディレクター

私はビジネスアプリケーション事業本部 MuleSoft事業推進準備室でディレクターを務めています。
既存システムや各種アプリケーションの連結を可能とするMuleSoftというソリューションに特化した部門で、法人向けのMuleSoft導入支援を行っています。

MuleSoftは比較的新しいソリューションなので、在籍するメンバーも新しいもの好き・技術好きな人が多いです。
私も含めて、東京・福岡・沖縄にあるグローバルウェイの各オフィスから遠方に住んでいるメンバーが多く、フルリモートによるバーチャル・チームでの開発を行っています。

私がグローバルウェイに転職したのは「新しいことがやりたい」という気持ちがあったからでした。そのことは当時の上司や同僚たちにも伝えており、入社当時は日本展開されて間もなかったTalendを使った開発を担当していました。

きっとその時の「新しいことがやりたい」という発言を覚えていてもらったのでしょうね。その後、グローバルウェイで「Salesforceをやるぞ」となったときに、私が任されることになりました。
以降、何か新しいソリューションを始めるときには私に声がかかるようになり、その流れで今はMuleSoftを担当しています。

新しい技術が好きなメンバーを率いるMuleSoftディレクター

会社は大きくなったけれど、“グローバルウェイらしさ”は変わらない

グローバルウェイメンバー

10年以上前、私が入社した当時のグローバルウェイは東京・田町のマンションをオフィスとしていました。2階のフロアをグローバルウェイが借りていたのですが、私たちのビジネスアプリケーション事業本部だけ、もっと上の階の一室をオフィスとして使っていました。
当時は7~8名くらいで、大きなテーブルをみんなで囲んで作業する、まさに「ベンチャー企業」というイメージでした。

当時と今とを比べてみると、やっている仕事の内容も、社員の顔ぶれも変わりました。
ですが「やりたいことがあったら、やらせてもらえる」「新しいことにチャレンジしていく」という“グローバルウェイらしさ“は今も変わらずに継承されています。

マンションの一室で活動していた事業部が、協力会社を含め100名近く在籍するまでに成長したのは、やはり「新しいことを始める早さ」だと思います。
Talendは日本法人立ち上げの時からやっていますし、今やITベンダーにとって当たり前の技術ともいえるAWSも、日本国内パートナー数が1桁台の時から始めています。Salesforceの着手も国内では早い方でした。 新しい技術は日本語の資料が少なく、習得コストもかかりますが、将来性を見据えていち早く取り入れてきたことが、結果につながったのだと思います。

そうして会社が成長していく上で、活動の場も広がりました。 Salesforce Japan最大級のイベントであるSalesforce World Tour Tokyoに出展したり、Japan MuleSoft Meetupというコミュニティを作って運営に携わったりと、システム開発以外での外部の方とのつながりも増えてきています。

Salesforce World Tour Tokyo 2024
▲Salesforce World Tour Tokyo 2024に展示(Gold)スポンサーとして出展

自分たちが誇れるものをご提供できるプライムベンダー

プライムベンダー(一次請け)であるグローバルウェイのエンジニアは、お客様と直接対話し、自分たちの手でお客様に最適なソリューションを考えて届けられます。これはエンジニアにとって大きなやりがいになる、楽しい部分だと思います。
プライムベンダー以外の会社に勤めていた時は「こうしたらもっと良くなるのでは?」と思うことがあっても、進言できる立場ではなかったため実現させるのは難しいこともありました。ですが一次請けであるグローバルウェイは「言われたものを言われた通りに作るだけ」ということにはなりません。
自分たちが誇れるものを、自分たちでつくり、お客様にご提供できます。そして、それを納品して喜んで頂けた姿も、直接目にすることができます。

この体験ができるのはプライムベンダーならではですよね。
自分たちが納得するモノづくりができるというのは、エンジニアにとって一番面白い瞬間ではないでしょうか?

向上心のある人にはチャンスを。そして一緒に働きたいと思ってもらえる現場作りを。

会話をするディレクター

一方で、私はディレクターとして多くのメンバーと接し、アサインする立場ですが、「プロパーだから」「協力会社のSESの方(以下、BP)だから」と区別をして担当を振り分けるようなことはしていません。

私も長くSESで働いていたのでわかるのですが、お客様と接点を持って行う大事な仕事は、多くの場合プライムベンダーのプロパーしかやらせてもらえないですよね。
どんなに優秀な人であっても「BPだから」という理由でその先には行けず、それゆえにいつまで経っても「未経験だから任せられない」という立ち位置から抜けられない人が多いです。

私は、正直に言うと「能力があればどちらでもいい」と思っています。 実力もチャレンジしたいという気持ちもあるBPの方には、リーダーになって頂くことがあります。すると 皆さん喜んでくれて、とても頑張って下さるんです。
長く活躍して下さったBPの方の契約終了時は、グローバルウェイでの仕事を一緒に振り返りながら職務経歴書の添削をするのですが、「こんなに出来ることが増えたのか」と、エンジニアとしての市場価値が上がったことを喜んで帰ってくれます。

この業界も広いようで狭いですから、BPの方に「グローバルウェイは良い現場だった」と思って帰って頂けたら、将来につながる良い縁となるかもしれません。
実際に、以前参画頂いたBPの方が、更にランクアップして戻ってきてくれたことがありました。

こういう風に言うと「BP贔屓なのか?」と思われてしまうかもしれませんが、プロパーにとっても良いことだと思っています。
一緒に働くメンバーの頑張りは伝播して、「成長すれば自分もあんな風に活躍できるのか!」「自分も負けられないぞ!」と思ってもらえるはずだからです。

メンバーに「もっと成長したい」「頑張りたい」「グローバルウェイで働くとチャレンジさせてもらえるから楽しい」と思ってもらえるような現場にしていくことも、私の役割だと思っています。

MuleSoftのプロフェッショナル集団として教育投資と機会創出は惜しまない

グローバルウェイはMuleSoft国内資格取得数で3年連続No.1となり、MuleSoft領域においては国内トップクラスのベンダーとして知られるようになりました。だからこそ評価を頂き、お客様から声をかけて頂いているのです。

そんなグローバルウェイのMuleSoftエンジニアである以上は、MuleSoftのプロフェッショナルとしてお客様と向き合わねばなりません。
それはベテランも新人も一緒です。お客様から見れば新人でもベテランと同じプロなので「新人だからわかりません」では、お客様に選んで頂けなくなってしまいます。
だからこそメンバーには、経験に関わらず「自分はMuleSoftのプロフェッショナル集団の一員だ」という矜持を持っていてほしいと願っています。

とはいえ現実問題、いきなりプロフェッショナルにはなれません。まずはその心意気を持っていてくれればと思っています。

それを現実にするための投資や機会創出は惜しみません。
教育はもちろん、資格取得についても学習から費用負担までサポートします。
また、新しい技術が出た時には積極的にメンバーへ共有し、「誰か試してシェアしてみて!」とお願いするようにしています。日々の開発業務に集中していると、新しい技術のキャッチアップを忘れてしまいそうになると思います。こうした声掛けを通して、新技術をいち早く身に着けてもらうように心がけています。

グローバルウェイのMuleSoftエンジニアのほとんどが、この会社に来て初めてMuleSoftに触れたという人たちです。
その中にはプロコード開発を何年も経験してきたベテランもいますが、そういう方ばかりではありません。Web系の開発経験がない人や、社内研修を受けてすぐ配属された実務未経験の新人もいます。

基礎知識は必要ですが、MuleSoftは新しいソリューションで、ローコード開発であるため、ベテランでないと習得が難しいということは特にありません。経験があればそれだけ吸収も早いですが、未経験でもしっかりと使い方を覚えていけばプロフェッショナルとして活躍できます。

名実ともにMuleSoft日本No.1ベンダーへ。その後は再び新技術領域でNo.1を目指す

ビジネスアプリケーション事業本部 ディレクター

私たちのチームはまだ「準備室」という位置付けです。正式な事業部として確立することを目下の目標にしています。

目標達成のためには「資格取得者数No.1」に甘んじることなく、MuleSoftベンダーとして本物の技術力を評価頂き、お客様に選ばれ続けることが必要です。
名実ともにMuleSoftの日本 No.1ベンダーであり続けることが、何より大切だと思っています。

そしてゆくゆくはMuleSoft事業部を次の人に託して、私は別の新しいことに挑戦したいと思っています。
「新しいことがやりたい」というのが私がグローバルウェイに来た理由で、「やりたいことがあったら、やらせてもらえる」のがグローバルウェイですから。

MuleSoftを任された時のように、また新しい技術領域を開拓し、その分野でもNo.1を目指し続けていきたいです。

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