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2024年も終わりに近づいてきました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか、ビジネスアプリケーション事業本部のNです。今回はOJTを終えて、振り返えりたいと思います。
OJTとはOn-The-Job Trainingの略称です。
職場で実務をさせる職業訓練または教育のことです。
実務ではない、もしくは職場ではない場所での職業訓練をOff-JTと呼びます。
仕事をしながら経験を積むのは、普通ではないかと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。OJTという言葉を生んだ歴史的背景を軽く紹介できればと思います。
第一次世界大戦中、職業訓練を行うための訓練施設において、実際の業務を模した課題を与えていたようです。訓練施設では間に合わなくなり、「やって見せる」、「説明する」、「やらせてみる」、「修正やアドバイスをする」といった手順で実際の業務を現場で行わせたことから、OJTの元となる職業訓練手順を醸成していった、というのがOJT発祥の一説として挙げられます。
それ以前は、上記のような訓練の仕組みを備えている職業もあれば、徒弟という仕組みの下、雑務からこなして時間の経った頃に実業務へ参加できるという状況も多かったようです。
OJTによって得られる成果は何でしょうか。
見習いや雑務から訓練していくのとOJTを比べるならば、成果は実践力だと思います。
実践力とは、その場しのぎの、特定の仕事や作業に依存しない挑戦する力と考えていります。
実践力を得るためには、計画、力強い教育役の下、一定期間継続しなければならないと考えていました。
ビジネスアプリケーション事業本部では、新人にバディという教育・相談役の方が付きます。
バディとは、4月から6月にかけて実施した新人研修を終えての課題、今後挑戦したい事を共有することでOJTの目標についてすり合わせていきました。
単なる教育役であれば悩みや不安を抱えて挫折しやすいことで、継続を妨げるリスクを軽減できませんが、バディは相談役としてなんでも相談できます。
こういった新人教育制度の下、自主性を育みながらOJTを実施していきました。
実業務なので、厳しい作業を行っていく場面もいくつかありました。
いつまでにタスクを終えるべきか、はっきりしないまま相談を疎かにしていていたことで、タスク遂行に関する評価を行いづらい状況にしてしまいました。
お客さまや、プロジェクトリーダの求める試験書、設計書の記載という観点から指摘を多く受けました。しかし、その分成長できたことは大きいものでした。
成長できたと感じた事柄を挙げます。
また、継続に必要なのはマネジメントに加えて、雑談や相談を適度に行うことだと感じました。
OJTを終えてからは、仕事の内容を大きく変えるということではありませんが、一社会人として十分な責任と裁量を与えられながら仕事をしていくことになります。
しかし、成長できた事柄に加えて、まだ成長の足りない事柄もあります。
今後の実務では、様々なマネジメント手法を試しながら、プロジェクトのタスク遂行能力を高めていきたいです。タスク遂行能力を十分に高めた後は、自らの専門性を高めて、この専門性で社会問題を解決していくプロフェッショナルを目指します。
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