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こんにちは。2024年4月にグローバルウェイに入社したNです。
グローバルウェイは「”人”と”技術”を新しい時代のために」を経営理念とし、急速に拡大するデジタルトランスフォーメーション(DX)市場の課題に人材と技術の両面から取り組んでいる会社です。
今回はエンジニアとして入社した私が、グローバルウェイへの入社を決めた理由と、3ヶ月間の研修で学んだことについて紹介致します。
研修を振り返る前に、私がエンジニアという職を選んだ理由についてお話したいと思います。
これまでの技術は、稲作、金属の精錬、燃料の生成と、形式を変えながらも人を取り巻く概念の一つとして変革をもたらしてきました。
情報技術は、人を取り巻く概念の一つですが、これまでの概念を融合させて新たな価値を生み出す「可能性」を秘めていると感じています。
製造業の業務効率化や金融の情報化などは、これまでに実現してきた概念の融合であると考えています。
私はこうした「可能性」を主体的に切り開くものとして、社会に貢献できる職である「エンジニア」を希望しました。
エンジニアとして働ける会社はたくさんありますが、就職先をグローバルウェイに決めた理由は二つあります。
一つ目の理由として、「Python」という言語や「MuleSoft」というプラットフォームを取り入れた開発を行っていると聞いて、「技術の先端」に触れられると感じたからです。
二つ目の理由は、各地方拠点の強化という「日本から世界を視野に入れた」活動をしていると感じたことです。
エンジニアという職業は未来の可能性を切り開くものだと感じていた私にとって、この二つの要素を持つグローバルウェイは魅力的に映りました。
新しい技術を取り入れていくことも、外へ向かって活動していくことも、どちらも可能性に挑戦していくことだと思うからです。
グローバルウェイの新卒社員は、入社して最初の3ヶ月間、外部ITスクールの研修を受講します。
その研修ではJavaという言語を使って、お題に沿ったシステムをチームで開発する演習を行っていました。
今回のお題は、「フリーマーケットシステム」でした。
背景は次のようなものです。
演習では要件定義から納品までを2週間程度でこなすため、実務とまではいきませんが、雑貨店の方の要望をかなえるために各工程をこなしていくという、かなりリアリティのある演習でした。
開発演習ではリーダーとサブリーダーは指定されますが、それ以外は特に決まっていなかったので、私は技術的視点からプロジェクトマネージャー(以下、PM)をすることにしました。
顧客の方のニーズを満たすことは大事ですが、「どこまでは出来て、どこまでは出来ないのか」を明確にするために、「使用できる技術の過不足」と「使える時間」を考えることは大切と考えています。
こういった見落としやすい点を考えることを工夫として、チームの話し合いに参加しました。
機能を改善しようとチームで考えた事はありましたが、顧客の方とのコミュニケーションは限られていたため、どこまで改善するのか決めるのは大変でした。
学校でも開発工程演習を経験しましたが、要件定義は決まっていて、納品まで行うこともありませんでした。
今回の演習では、顧客役の方からのヒアリングを行って要件定義を行い、ドキュメント、開発過程の資料、システムを納品するところまで行いました。
今回の演習を通して、要件定義のような上流工程を経験しないと知りえない部分の問題点を見つけられました。
その中の一つ「要件定義で決めた要件を、システムは本当に満たせているのか、確認できていないこと」は実際にありがちな問題点と考えられます。
システム開発では顧客からヒアリングをしますが、時間に限りのある状況では言葉で記録をとって持ち帰ると思います。
言葉を基に機能を考え、最後は納品へと工程を踏んでいくのではないでしょうか。
しかし、この言葉というのは曖昧なものです。
各工程で使われる言葉から、顧客の要望を正確に把握できるのかは場合によると思います。
私は、工程の流れを踏めば要件定義で決めた要件をシステムは満たしているだろうという思い込みをしていたことによって、本当に要件を満たしているかの確認を怠っていました。
設計書を受け取りプログラミングからテストまでを行う下流工程のみの経験では、上流工程で決定した要件をいかにして下流工程で使われる設計書に落とし込んでいくのかについて知りえないと考えられます。
これらのことから、上流工程を経験するというのは大変貴重な事と実感しています。
研修を終えて、これからはバディや先輩たちと一緒に実務を経験していくことになります。
バディの方には、様々なことを相談できる関係の構築の為に、自分から気遣いを行動として表していきたいです。
これは、「親しき中にも礼儀あり」を実践し、チーム開発への入り口となる関係性を築くためです。
私は、報告・連絡・相談について未熟と感じていますので、報告のタイミングといった基本的な部分から、どのツールで行うと好ましいかなど、グローバルウェイ独自の「報連相」にも慣れていきたいと考えています。
先輩には、指揮命令と管理の観点から「報連相」について指摘もいただきたいと思います。
漠然とした情報技術への想いをもって、グローバルウェイの方々と関わっていけることを楽しみにしていますので、よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を読んで、グローバルウェイにご関心をお寄せいただけたら幸いです。
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